2023.10.15 09:00ヤマメ釣りアンケート調査の結果について令和5年9月13日(水)~30日(土)にかけて実施させていただいたこのアンケート。全国各地から私たちの予想を上回る数のご回答と熱量のあるコメントをいただきました。実はこのアンケート、統計学的な根拠に基づくもの(そのようなことを行う能力も人的余裕もありませんので...。)ではなく、...
2023.07.24 21:00檸檬(ヤマメ・アマゴ調査釣行紀8)6月下旬。まだまだ暑さが今みたいにひどくなかった週末。今シーズン取り組んでいる小丸川の在来ヤマメに関する調査プロジェクトのローラー作戦を行いました。この日は4チーム、合計8人で朝からそれぞれ別の谷へと突入。
2023.07.05 09:00風の精霊たちと(ヤマメ・アマゴ調査釣行紀7)「1人で釣り行ってるとさ、時々、 ”サアッ” って何とも言えない風が吹くんだよね。」「この前もさ、1人で源頭まで詰めて、そこから林道へ駆け上がった時に俺を包んでくれた風。それはもう幸せで、幸せで。もちろんいい魚も釣りたいんだけど、下手すると同じくらいあの感覚は、ね。」
2023.05.28 09:00古代からの伝言(ヤマメ・アマゴ調査釣行紀6)この谷特有だというパーマークの配列。上から下へと流れ、斜めに引っ張られて繋がるそれはまるで古代メソポタミア文明のシュメール文字(楔(くさび)形文字)のようで、何かしら意味ありげに語りかけてくるようでもありました。輝く山吹色をベースに、オレンジ、黄色、身体を傾けると見える紫色を放つ...
2023.04.14 09:00パタゴニアスタッフ フィールドデイ満天の星空。天空のキャンプ場。タープの下から聞こえる歓声。酔った足取りでつかの間、皆から離れて夜空の写真を撮る。頭の中にはさっき宴会の中でほんの少し話題になった曲が流れる。何となくこのシチュエーションに合ってるような気がして、軽く口ずさんだ。” Fly me to the moo...
2022.07.18 09:00上小丸川ラプソディ「どうですか?釣れましたか?」「いやあ。数は出るけどね、8寸がなかなか遠いね・・・。」なんだかここ最近は彼とこんなやり取りが多かったように思います。ただ、休日の楽しみ方は釣果だけとは限らないものです。
2022.06.11 21:00一ツ瀬川水系のヤマメ・アマゴたち人が身体を健康な状態に保つために必要な栄養源は、もちろん「食料」です。では、精神を健やかに保つための栄養源は?この問いに対しては、人それぞれ色んな答えがあるかもしれませんが、その1つによく「芸術」が挙げられます。しかし、たまにテレビなんかを見ると芸術の美しさそのものを詳細に解説す...
2022.04.03 05:00Footprints「カゲロウの成虫には口がないからね。」「え・・・?」聞いた瞬間、思わずグッと黙り込んでしまいました。実を言うとしばらくの間、軽く絶句していたのです。自分の無知さに背中を丸めたくなるような恥を感じると同時に、今まで何回も何回も見てきたはずの光景に改めてはかなさと美しさを見つけ、ぼん...
2022.03.25 12:00パタゴニア福岡!我々の活動が本格的に始まったこの春、パタゴニア福岡が福岡市中央区天神の天神ビジネスセンター1Fにリニューアルオープンする前日に行われた内覧会にお招きいただきました。店内の各カテゴリーゾーンで九州の美しい自然とアウトドアアクティビティを愛する人々のストーリーや自然環境と地域コミュニ...
2022.03.14 03:00九州渓流魚シンポジウム 2022 in 串間私ども米良鹿釣倶楽部はこの度、「ふるさとの水辺環境を守る会」及び「串間市淡水漁業協同組合」との共催のもと、2022年3月5日(土)に「九州渓流魚シンポジウム2022in串間」を宮崎県串間市で開催いたしました。
2021.12.28 09:00鱒の森 №65振り返ると今年は、いい意味で本当に色々なことがありました。・パタゴニア環境助成金プログラムの採択~調査研究・佐藤成史さん上小丸川訪問~フライフィッシャー№300掲載・土屋守さん、知来要さん上小丸川訪問~FishingCafé vol.70掲載・鱒の森№64掲載ざっと羅列するとこん...
2021.11.09 23:00まるで美術館をめぐるかのように(ヤマメ・アマゴ調査釣行記5)「秘渓(ひけい)」何とも魅力的な響きです。こんな場所が1つでもあることが、どれだけ鱒釣り師の心と人生を豊かにすることでしょうか。例えるならこの秘渓はまるで大自然が創造した美術館のよう。晴れた日に川筋を歩くだけで、えも言われない幸福感を与えてくれます。その上、こんな魚にまで出会える...